XJ900の爽快チューン
2008年2月11日 - 初ツーリング(慣らし第一段階)   
     
 慣らし運転について“走行1000kmまでは 3000rpm以下、2000kmまでは6000rpm以下”に 決めはしたが、ただ淡々とその距離を消化するのではなく、少しずつ負荷を高めながら、各部のチェックと手入れを入念にしていこうと考えている。
 高速道路を走って一気に距離を稼ぐ…なんてのは、クランク/シリンダー/ピストン/動弁系の慣らしにはなっても、駆動系や車体まわりの慣らしにはならない。やはり、慣らしは、変速/加減速を交えたふだんの使用状況の中で、徐々に負荷を高めていくのがベストであろう。
 …というわけで、オーバーホール後の初ツーリングは、 3000rpm以下で走ってもそれなりに楽しめそうな周山街道(国道162号線)に決めた。
 2月11日。朝から好天で、最高気温も前日までとは異なり、10℃を超えそうな感じだった。9日の降雪/積雪の影響は、北に行くほど残っているに違いない。でも、行ってみてダメなら引き返せばよい。とりあえず気持ちよく走れる区間だけ走ってこよう…。そう決めて出発した。
 走りだした途端に昨日までの“嬉しくなさ”も“拍子抜け”も、どこかに消え去り、間もなく心地よさ、続いて嬉しさがやってきた。
 オーバーサイズピストンを入れたことによる圧縮比の高まりを差し引いたとしても、トルクアップしているのは明らかで、発進時には車重が軽くなったような印象を受ける。

冬場のウェット路面を覆うのは、ただの水ではなく融雪剤(塩化カルシウム)水溶液です。愛車家のみなさんは、お気をつけを。
 振動の低減も顕著で、 2000rpm以上 3000rpm以下での定速巡航時と、3000rpm からのエンジンブレーキ時の“滑らかな回りっぷり”は、過去に経験したことのない(オートバイのエンジンとは思えない)心地よさを味わわせてくれる。
 よいことばかりではない…といって、悪いことと断言はできないが、点火時期(進角特性)に敏感になっているような感じで、スロットル開度とエンジン回転数の変化により、現状の点火時期の適/不適がはっきり現われる。いよいよ TPS(今使っている BSR37キャブには装着されているが不使用)に対応した ECUの導入が急務となってきた。

 他に報告すべき点は、 200km少々のこの日のツーリングの全行程を通じて、アイドル回転が上がり続けたこと。止まるごとにアイドル調整ダイアルを戻し、 1050rpmに合わせても、次に止まると 1200rpmあたりまで上がっている。これを10回以上繰り返した。熱的には、どんなに長くても30分も走れば安定するはずだから、このアイドル回転の上昇は、各部にアタリがつき、フリクションロスが減ったのが原因と考えるのが素直だろう。翌日エンジンをかけたとき、アイドル調整ダイアルを締め込まなくてもよかったことも、上記の推測の補強材料である。慣らし終了後の燃費計測が待ち遠しい。


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