XJ900の爽快チューン
2008年4月6日 - 点火時期のセッティング(続き)   
     
4500rpmの微小開度と全開付近にあるピークと、低開度の極低回転での傾斜の緩さを、キャブセッティングでカバーしたい。
4000rpm未満。 今日も同じコースで試乗するのだから、問題を解決すべく試行するのが普通だ。ところが、面倒なことや難しいことが人一倍嫌いな私は、ジェットニードルクリップ段数を4→5にし、点火時期をさらに遅らせて月ヶ瀬に向かった。
 予想どおり、 4000rpm以上はさらにスムーズで力強くなり、 4000rpm未満の不満は大きくなった。
 途中で何度か、フルパワーキットのダイアル位置、キャブのパイロットスクリュー戻し回転数、 TPS取り付け角度などをいじってみたが、満足な結果は得られずじまい。
 ただ、今後のセッティングの方向については、昨日よりも具体的に考

えられるようになってきた。
 その方向とは、1)トップエンドをさらに濃くするとともに、できるだけ(もちろん限度はあるが)点火時期を遅くし、全域で振動の低減をも狙う。 2)4500rpm付近に進角度数のピークがあるマップ特性に合わせ、そのあたりのガソリンを絞り、混合気を薄くする。3)発進時の“もたつき”を解消するために、パイロット系セッティングを根本的に見直し、TPSの取り付け角度も 再検討する。以上3点が主なものだ。難しそうではあるが、去年の今ごろ取り組み、45日間かかってベストといえる域に到達したキャブセッティングよりは短期間で済みそうだ。
 2日連続で月ヶ瀬〜(広域農道)〜室生〜御杖村〜針…のコースを走ったのは、月ヶ瀬に朝練にやってくるNie's GARAGEのにえさん一行と待ち合わせた後、近場を“うろくね”しようということになったからだ。
 昨日の試乗で絶賛できた 4000rpm以上と、解決すべき問題点のあった


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