XJ900の爽快チューン
2008年7月30日 - リアブレーキキャリパーもTZ250用のニッシンに   
     
 XJ750Eに乗っていた頃、φ290mmのフローティングディスク、 TZ500用左右キャリパー、 TZ500用マスターシリンダーという組み合わせに改造していた。当時も今も、ブレーキ→足まわり→エンジンという、改造における優先順位には変わりはない。
 ただ、ここ最近の爽快チューンにブレーキの話題が少なかったのは、TZ250用異径4ピストンキャリパー、メタリカのブレーキパッド、ベルリンガーのマスターシリンダーという黄金の組み合わせに早々に到達してしまい、さらに良くしようという意欲をなくしていたからである。
 ところが、一昨日フロントブレーキキャリパーをオーバーホールし、“やはりこのニッシンのキャリパーはスゴい”と思い知らされた途端、リアにも同じキャリパーを使いたくなった。で、ネットオークションで検索すると、 終了まぎわのTZ250用右キャリパーが見つかった。即入札
〜落札し、翌朝すぐに代金を振り込んだら、今朝現物が届いた。
 今まで使っていたのは、1994年型TZ125用(1991年型TZR250Rの右と同じ)で、TZ125は1996年型からTZ250の右と同じ物に変更されている。だから、取り付け関係寸法(ボルトピ
ッチは83mm)はもちろん、パッドの寸法も同じで、交換は容易だ。

簡単な点検と洗浄の後、交換してエア抜き。発見/入札/落札から配達/装着まで、わずか36時間という早業だった。
 ディスクもパッドも昨日の状態のまま、キャリパー本体を入れ替えるだけだから、すぐにできた。ねじ込み式パッドピンのネジ部の固着対策は未施工だが、とりあえずこれで、前後合わせて3つのキャリパー全部がニッシン製の異型4ピストンタイプになった。パッドはもちろん、6枚ともメタリカの通常タイプ。
 ピストン径に大差がないから、効力には変化がないはずだが、ピストンシール周辺の汚れにくさにより、メンテナンスのインターバルをフロ

ントと同様、25,000km以上に伸ばせそうであり、メンドクサがりの私にとって、これは立派な性能アップである。補修用パーツが3キャリパー共通なのも嬉しいところ。
 掲示板で話題に上ったアルミピストン化も、近いうちにぜひ試してみたい。値上がりしていなければ、3キャリパー分で16,500円だから、かなりのお買い得パーツといえるのではないだろうか。“ブレンボ要らないわ”と言った人の気持ちを、想像だけでなく、早く体験してみたい。


<  ひとつ前 ・ 目次 ・ 最新 ・ ひとつ先  >
 
ARCHIVESARCHIVES TUNINGTUNING DATABASEDATABASE HOMEHOME Network RESOURCENetwork RESOURCE    DIARY