XJ900の爽快チューン
2009年1月27日 - オイルクーラーカバーの取り付けにYZR-M1方式を採用   
     
表側は0.2mm厚のドライカーボン板の裏面に圧縮スポンジを貼ったもの。タイラップを通す穴はカッターで容易に加工できた。
 で、今朝、前からしようと思っていた裏面のカバー(フレームとの隙間を塞ぐ、厚めの圧縮スポンジ)追加と合わせて、M1方式を採用した。
 これにすると、ぐるりん輪っか方式よりもはるかにスマートかつ確実に固定できる。輪っかのときは、縛りすぎてオイルクーラーの角を傷めないように、樹脂のチューブを通して使うなどという面倒なことをしていたが、それも不要である。
 M1の場合は、もちろん、表から差したタイラップを裏で留めているのだが、私は逆にした。裏側のカバーが圧縮スポンジだから、私の場合も表から通して裏で留めたほうが理にかなっているのは百も承知で、これ見よがしに表で留めたかったのだ。留め用のタイラップの長さも、M1で見たのより少々長めである。
 全部で6カ所、合計12本のタイラ
ップは、すべて廃品利用。うち4本は、ぐるりん輪っかに使っていた分で、残り8本は、こんなときのために、大きい輪で使っていたタイラップを切ったとき“小さい輪になら、まだ使える…”と思って、捨てずに残していた物だ。まさかこういう使い方をするとは思わなかった。
 次号バイカーズステーション誌に登場する2008年型YZR-M1・ロッシ号の撮影に立ち会い、カメラマンの隙をついて(シャッターを切る間隙を縫って)穴があくほどマシンを観察していたときに、ラジエターの裏面に妙な物があるのに気がついた。
 よく見るとタイラップの切れ端だ
った。使用中ではなく、使用済みのタイラップにしか見えなかった。こ

昔からある手法で、このときまで私が気づいてなかっただけかもしれないが、知ってしまうと真似したい。
 今までの、2本のタイラップでひとつの輪を作り、オイルクーラーをぐるりと1周させる方法が、どうしようもなくダサく思えてきた。
 M1方式だと、タイラップを曲げる箇所がないから密着させやすく、コアを変形させる恐れもない。
んな物がついたまま撮影するわけにはいかないので、取ろうと思って手を伸ばすと、反対側から別のタイラ
ップが刺さっているのがわかった。
 その瞬間、わけを理解した私は感心した。ループにせず、2本のタイラップを使って挟む。う〜む、なかなかニクいテクニックですね。
 いや、ひょっとするとこんなのは
裏からコアの隙間を通し、表側のカバーを貫通したタイラップを、別のタイラップで留めたところ。ヒゲは少々長めにしてみた。裏側は、フレームとの隙間を塞ぐ、厚い圧縮スポンジのみ。タイラップの先端を斜めに切り、それで穴を開けながら差し込んだ。


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