XJ900の爽快チューン
2009年2月6日 - 作業台の使用を開始し、XJ750Eの再生&チューニングに着手   
     
未完成だが使えるようになった固定式作業台。幅240/奥行き50cmと小さくないが、思ったほど目ざわりでなく、安心した。
回転数が500rpmずつ高まっている。
 だが、輸出用を見ると、圧縮比を9.8:1にし、 87psにまで出力を高めた41Yというモデルがある。 こいつは車体と吸排気系が 900と同仕様らしく、前から欲しいと思っていたのだが、同じ車体の750と900があっても代わり映えしないので、750Eの外観で中身は41Yってのを造りたい。
 排気系は、オーバーホール前まで使っていた900のSTD中古パーツがあるし、キャブはBS36が何個か転がっている。あ〜、でも、形はYICSなしの 650のシリンダーヘッドが美しいよなぁ…。昔、750Eのシリンダーヘッドに、1mm大きい750EIIの吸気バルブを入れる改造をしたとき、バルブシートはカットのみで打ち替えは不要だったから、 650のヘッドを調達して、 今日バラしたDIIのバルブを放り込むのがいいかな…。
 だが待てよ、YICSがないと、クランクケース内強制減圧システムを造るのがちょっと面倒だ。これを機会に、 900では見合わせていた排気ポ
ートの負圧利用にトライしてみるか
…と、まだシリンダーヘッドをバラしただけなのに、気持ちはどんどん先行している。春のせいかしら。
 固定式作業台が、ようやく完成…とはいえないにしても、何とか使えるようになった。 XJ900のエンジン組み立て時に急造した作業台の寸法を参考に、高さは約80cm、奥行きは約50cmである。ベトナムガレージほど狭くないので、 幅は約240cmにした。製法は床と同じで、2×4材でフレームを組み、コンパネを張った。
 作業台ができると、何か作業をし

たくなる。そこで、ストックしていたXJ750DII用のシリンダーヘッドを引っ張り出してきて、とりあえずバラしにかかった。 DIIの機種コード
は、 750EIIの29Rや初代900の31Aよりも後の38X。国内仕様の750中最強のエンジンである。圧縮比は750EIIと同じ9.5:1ながら、最高出力/最大トルクは72→75ps/6.2→6.3kgf・mに引き上げられ、それぞれのピーク
ずいぶん前にネットオークションで入手したXJ750DIIのシリンダーヘッド。走行距離は短そうで、どこにも問題はないと判明。900のオーバーホールのときに使った菓子箱をそのまま再利用。バルブスプリングはメーカー欠品なので大切にしなければ…。左から順に、900の吸気/750DIIの吸気/900の排気/750DIIの排気バルブ。傘径は36/34/30/28mmである。


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