XJ900の爽快チューン
2009年6月17日 - ラルゲット・アルモニオーゾ   
     
奈良盆地の一角を見下ろす山の斜面に建つLUCKY GARDEN。「バイクのかたも、よくお見えになりますよ」とのこと。
視界が開けたその瞬間、おそらくこのあたりで最も見晴らしの良い地点に、このところずっと探し求めていた“あんなレストラン”かもしれない建物とテラスを発見した。
 探し求めていたくせに、いざそれを目の前にすると素直に受け入れられないのは、これまでにさんざん期待を裏切られてきたからだが、店の前に停車し、中のようすをうかがって、ここは違う…と直観した。
 バイクを停めて中に入ると、そこは期待以上のディテイルに満ちていた。野趣あふれるカントリー・レストラン、かくあるべし。お話しさせていただいた数人のスタッフの方々も、みなさんとても品よく親切かつ丁寧で“おもてなし”のプロと呼ぶにふさわしい。田舎の飲食店には、ここのところが欠けたアマチュア的舞台裏丸見えな店が多い中、この場所でこれだけのスタッフを集めてい
 昼前に次号“爽快チューン”の原稿を書き終え、校正が上がってくるまでの間、近所をひとっ走りしたく
グイッと登るような箇所では、やはり少々メイン系が濃いようで、近々キャブの再調整をしたほうが良さそ
なった。6月は、雨さえ降らなければ気分爽快なバイクライフが楽しめる…と、これは原稿にも書いた。そしてまさに、そのとおりのすがすがしい陽気に満ちた今日、久しぶりに阪奈道路を西に向かった。うに思えたが、深く追求せずに前進を続ける。今日ここを分析モードで走るのはいかにも無粋。自分の感覚のすべてを、まわりのけしきを味わうために開け放っておきたい。
 色とりどりの木立を抜け、左手の
るのは立派で、とても気に入った。
 時間に余裕がなく、食事をしなか
ったのは、むしろ正解だったかもしれない。今日みたいな心地よい日を選んで足を運びながら、じっくり味わっていきたいお店だからだ。
 どこかに行くアテはなかった。かといって分析モード、テストモードで走る気は毛頭なく、生駒ICで阪奈道路から降りたあとは、交差点ごとに、思いつきで進路を決めた。知らぬ間に道は急な登りになり、ケーブルカーの踏切を渡ったり、二輪車通行止の有料道路に迷いこんだりしながら、やがて、なだらかと呼ぶにはやや急な山の斜面に出た。
 そこからの道は、まるでトスカーナの丘陵地帯のような雰囲気。糸杉こそ見当たらないものの、遠くに奈良盆地の一角を見渡しながら、畑の中に民家が点在する斜面の上を、くねくねと曲がりながら続いている。
 この道端に“あんなレストラン”
があればいいのになあ…などと思いつつ、微速前進。タイトターンから
野趣あふれるディテイルに満ちた店内。イタリアンではなく、スリランカ料理店だった。HPアドレスは、www.luckygarden.jp。


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