XJ900の爽快チューン
2010年8月30日 - 始動・発進安全装置の設定条件の誤りに気づき、回路を見直す   
     
昨日の絵の誤っていた部分の修正版。点火系と始動系が、3つのスイッチのうち2つずつを使うためにダイオードを入れた。これだと、サイドスタンドの位置がどうであれ、走りだそうとしてギアをシフトし、クラッチをつないだ瞬間にエンストしてしまう。
 朝から“あちゃ〜!”である。昨日のダイアリーに載せた概念図(右上の図はその一部)を眺めていて、これでは、エンジンは始動できても走りだせないことがわかったからだ(笑)。大間違いである。
 クラッチスイッチとサイドスタンドスイッチが直列に入っているということは、ニュートラルに入っていない状態でクラッチをつないだ瞬間に、サイドスタンドが出てようが収納されていようがエンストする。
 なぜ間違ったのか、自分が書いたものを読み返しながら検討した。そ

して、本文中に書いた“ニュートラルに入っている  or(クラッチを握
っている  and サイドスタンドが収納されている)”という条件が、始動系はともかく点火系には適していないことがわかった。面倒でも、安全回路の条件は、点火系と始動系で分けて考えたほうが良さそうだ。
 点火系:ニュートラルに入っている or サイドスタンドが収納されていればイグナイターの電源オン。
 始動系:ニュートラルに入っている or クラッチを握っている場合にスターターの電源オンが可能。

 これら2つの条件を満たすべく、昨日の絵で間違っていた部分のみ描き直したのが左上の絵だ。
 そもそも始動安全装置というのが
“どうあるべきか”を、よくわかっていないので、これが正しいと言うつもりはない。ただ、昨日のとは違い、これならちゃんと走りだせるうえ、ニュートラルに入れずクラッチをつないだままスターターモーターを回す/サイドスタンドが出たまま走りだそうとする…という、2つの危険な状況を回避できるから、とりあえずこれで製作するつもりだ。


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