XJ900の爽快チューン
2008年8月9日 - 久しぶりのホームコースを気分よく走る(美山〜名田庄〜朽木)   
     
左からグース、XJ750E、XJ900、カタナ1100、奥がSRX600。われわれにはフツーだが、一般的には珍しい取り合わせか。
果がありそうな“教育的指導”をさせていただいた。最近、このテの横着じじいが増えているようだ。
 アンコンじじいのおかげで一気にペースが上がった一行は、予定より速いペースで深見峠の登りを駆け抜け、牛乳広場に着いた。
 例によってここでうだうだしていると、当時の走り屋仕様のグースに乗る“ユウ”さんがやってきた。知り合いではあるが、初対面。無理やり誘って一行に加え、5台で名田庄
を目指す。この区間はオータさんのXJ750Eと交換。先日のTX650、GX750に続き、フロント19インチの味わいを確かめ、楽しみを探った。三車三様ではあるが、設計が新しいからかXJ750Eの操安性が最も新しく素直に感じられ、 今後のXS750やXJ750Eの修復/改造に有用な体験となった。
 名田庄の道の駅では、みんなそれぞれ気になるマシンに試乗。私は、前後タイヤをメッツラーのレーザーテックに交換したばかりのカタナに乗せてもらった。スポーツデーモンが入手できない場合の代替筆頭候補である。高速コーナーを軽く流しただけではあるが、素直な操縦性と高い安定性が感じられ、 XJ900でもテストの価値は充分にあると感じた。
 名田庄からは自分のマシンで熊川の道の駅へ。そこから朽木の道の駅
まではユウさんのグースと交換。今日試乗した中では群を抜いて近代的な足まわりと、完璧にセッティングされたFCRキャブを味わった。
 朽木で恒例のランチバイキングの後、 SR400(25周年記念車)に乗る奥様とイモリ採りに来たトナカイさん(BMW R850R)をも交え、 気分爽快に鯖街道を南下して、夏の朝のオヤジツーリングは終わった。
 6時5分頃に集合場所に着くと、すでにオータさんが待っていた。今日は自分のSRX600ではなく、お父さんのXJ750Eでの出走である。
 2人とも“なんとなくかわぐちさんが現われそう”な気がしたので、しばらく待つと、案の定、コンプライアンスおじさんこと、かわぐちさんが登場。彼のマシンは、今日もキ
ャブセッティング中のSRX600だ。
 到着したばかりのかわぐちさんを急かし、WEST@カタナさんが待っている高雄の観光駐車場に移動。久しぶりの再会だったWEST@カタナさんと“ちょっとだけ”話をして、ふと見ると、もうすでにSRX600かわぐち号はシートとタンクが外れ、CRキャブのニードル交換の真っ最中であった。並列4気筒でそんなことをしだしたら放っといて先に行くのだが、何をするにも単気筒は速い。あっという間にニードル交換は終わり、4台揃って美山の牛乳広場を目指す。

 この区間は交換試乗をせず、久しぶりの周山街道を、乗りはじめてから7年間で最も調子のよい愛車の感触を確かめつつ、ゆったり流す…はずだったのに、途中で遭遇したアンチコンプライアンスじじいのおかげで、ゼロヨン的全力ダッシュ+3桁台の全開加速+荒れた路面での高速コーナリング中のライン変更の自由度…という、予定になかった3項目のテストをすることになった。いずれも満足できる結果ではあった。
 どういう経歴/バックグラウンドをお持ちの方かわからないが、少なくとも今後は“車両通行帯のないトンネル内(法定追い越し禁止場所)で、対向車が見えている(彼は見落としていたかもしれないが)にもかかわらず、間に合わないときはギリギリで前車(私のことだ)の鼻先に割り込めば大丈夫と考えて追い越しをしようとする”…といった自己中な走りを、少しくらいは抑止する効


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