XJ900の爽快チューン
2008年12月13〜14日 - 単管+波板ガレージ造り(その9)回転式整備台と道板の塗装
     
ゲートを開けて道板にし、整備台は左側だけフラップを起こした状態。床面の塗装と床下の防腐対策は、次の晴れた日に。
まずはシーラー。乾燥時間は夏場1時間/冬場2時間が目安とのこと。暖かく日当たりも良かったので1時間少々で良いことにして、マスキングをしてオレンジ〜ブルーの順に、道板と整備台を同じ色で塗った。
 積層合板や2×4材の場合、色を塗るというよりは染めるような感じ。塗料がほどよく染み込んでいき、塗りムラができたり垂れたりしにくいうえ、ローラーだと刷毛目を気にする必要もなく、思ったより簡単だ。
 塗り終わって眺めてみて、油性には茄子紺があるのに水性にはなく、仕方なく青を選んだのが失敗だったかもしれない…と思った。道板(起こせば壁面になる)はこれでもいいが、真っ青な整備台ってのはちょっとねぇ…って感じ。とりあえず初日はここまでで終わりにして、どうするか、しばらく考えることにした。
 塗り直しを機会に、やはり、整備台の上は油性にしたほうがいいかもしれない…と思って、ウェブで調べたり、 BBSで質問したりした。質問には“にえ”さんが答えてくれて、どうも油性が良さそう…と気持ちが傾いた。ところが、昨日塗った箇所を見て、やはり塗装というよりは染色だと思った。塗りではなく染めだから、剥がれる心配はなさそうだ。
 昼前ごろ、予想に反して晴れ渡ったので、あわててホームセンターへ行き、今度はグレーの水性塗料を買
ってきて、整備台の青の部分にグレ
ーを重ね塗りした。ルフトハンザを思い出す色合いで、こっちのほうが断然、整備台にはふさわしい。
 耐久性はどうなのか、少々心配とはいえ、このまま使い、必要に応じて補修/改良することにしたい。
 相手が何であれ、どんな種類の塗料であれ、苦手なことに変わりはない。速く塗ろうとして垂れたりボテボテになったり、十分に乾いていないのに触ったり重ね塗りをしたり…と、治ってないのにカサブタをめくるような失敗が多い。要するに“いらち”といえばまだ聞こえが良く、実は根気がないのが原因か。
 苦手だから、今までできるだけ塗装を避けてきた。バイク関係では、去年の今ごろ、クランクケース/シリンダー/シリンダーヘッドなどの塗装をしたのが、ほとんど初めての経験である。木工は好きだからいろんな物を造ったのに、色を塗るのは今回が初。五十の手習いである。
 だから、今回の作業台、道板、床なども、できれば塗らずに済ませたかったのだが、コイツらは、家具や室内の棚などとはわけが違う。温度や湿度の変化をもろに受け、オイル

/ガソリン/水/砂/タイヤの成分などで汚されるから、材木の保護のための塗装をしたほうがよい。
 で、とりあえずホームセンターの塗料売り場に行った。最近のホームセンターは親切である。塗料缶が並んだ棚の上に、用途に応じた塗料の選び方や塗り方の要点を書いたパネルを掲げている。初体験の木の塗装に、これはとても参考になった。買わせるためのガイドだから、読んでいるうちに“オレにもできる”って気になる。シリコン系のシーラーなるもので下地処理せよ…と書かれていたので、素直に従って、まずはそれを買った。問題は塗料である。水性にするか油性にするか。かなり悩んだ末、いくつかの理由で水性にした。値段が安い、オレンジ色がある(油性にはなかった)、ローラーや刷毛の後始末が簡単そう…などだ。
 家に帰ってさっそく塗ってみた。


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